RG 機動戦士Zガンダム ガンダムMk-II

今回紹介するのは、RG ガンダムMk-IIです。
ガンダムの劇中の歴史上においては二体目ガンダムと言えませんが、TVアニメの放送時期的には1979年に放送された機動戦士ガンダムに登場するRX-78 ガンダムに続いて1985年に放送された機動戦士Zガンダムの劇中で登場した二体目のガンダムです。
RGで商品化された際にかなり細かいディテールが追加されていますが、全体のスタイルはアニメ登場時のスタイルを踏襲したものとなっています。
可動範囲も良好でかなり良い仕上がりのキットです。
まずは、本商品レビューの前に、簡単にガンダムMk-IIの紹介からしていきたいと思います。
フィギュアのレビューだけを見たいという方は、下記の目次等から見たい箇所へ進んで見ていってもらえたらと思います。
Sponsored Link
目次
ガンダムMk-IIについて
スペック

型式番号 | RX-178 |
---|---|
所属 | エゥーゴ |
生産形態 | 試作機 |
全長 | 18.5m |
本体重量 | 33.4t |
全備重量 | 54.1t |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
出力 | 1,930kW |
パイロット | カミーユ・ビダン エマ・シーン エル・ビアンノ |
ガンダムMk-IIとは
まず、ガンダムMk-IIを知らない人の為に簡単にですが説明していきます。
ガンダムMk-IIとは、機動戦士Ζガンダムの主人公であるカミーユ・ビダンが搭乗する前期主人公機です。
元々は地球連邦軍内の特殊部隊であるティターンズ(地球至上主義で地球出身者であるアースノイド中心で構成される組織)のフラグシップ機として開発されました。
初めてムーバブルフレームを搭載したモビルスーツで、後に開発されるほとんどのモビルスーツがムーバブルフレームを搭載したことを考えると、以降のモビルスーツの始祖とも言えるべき機体であるといえます!
本機はティターンズで開発された機体ですが、地球連邦軍内のスペースノイド(宇宙にあるコロニー出身者達)を中心に構成された反地球連邦組織であるエゥーゴによって奪取され、以降エゥーゴのフラグシップ機として運用されることになりました。
グリプス戦役最初機に開発されたモビルスーツでありながら、追加武装を施しながらも戦争末期まで戦い抜いた本機のポテンシャルは非常に優秀であると言えるでしょう。
それでは、そろそろRG ガンダムMk-IIのレビューを始めていきます。
全身フォルム
まず最初に、RG ガンダムMk-IIの全身フォルムからみていきましょう。
フロント・リア


サイド

全身の成型色は、単に同じ白一色を使用するのではなく要所要所に灰色に近い白を使用することで、色の変化を付けて単調にならないようにしています。
ヘッドパーツ
デュアルアイはシールで発光状態を再現!



可動範囲 (アクション)
次に、実際に動かした上で可動範囲について検証していきましょう。
トップパーツ (肩、ヒジ、腰 etc...)
肩関節は肩アーマーの干渉もあって、そこまで広い可動範囲ではありません。

二重関節構造なので、ヒジを折りたたむ事が可能!
RG独自のヒジ装甲がスライドする機構で、よりリアルな可動を実現!

腰は、20度近くまでなら回転させる事ができます。

首の可動範囲です。
左右の可動範囲はバルカン・ポッド無しでなら、制限はほとんどありません。

首の上下可動域です。

ボトムパーツ (股関節、ヒザ、足首)
股関節の可動範囲です。
ほぼ180度の開脚が可能!また、フロントアーマーは肉抜き穴を埋めるパーツが存在するので、裏側が見えたとしても見栄えは悪くありません。

ヒザはヒジ関節同様にヒザの装甲がスライドして折りたたむ事が可能です!
写真のように正座ができます。

足首から先には、中央部に関節があります。

各部ギミック
バズーカを腰部の背後に取り付ける事が可能です。

付属パーツ
パーツ一覧

- 【武器パーツ】
- ・ビームライフル
- ・ハイパー・バズーカ
- ・バルカン・ポッド
- ・ビームサーベル & 柄×2
- ・シールド
- 【手首パーツ】
- ・ビームライフル兼ビームサーベル用右手首×1
- ・可動手首×2
- ・左平手×1
- 【交換用パーツ】
- ・パイロット
- ・Eパック×4
- ・バズーカマガジン×2
- ・スタンド補助パーツ
武器やオプションパーツがかなり豊富に付属します。
特にEパックはシールドの裏側に取り付ける物を含めると合計4つ付属してきます!
武器携帯
ビームライフルを携帯

ハイパー・バズーカ装備

ビームサーベル抜刀!
柄の取り付け部分が可動して、ビームサーベルを取り出すポージングが可能!

ビームサーベルはビームライフルを保持する手首でも、携帯させる事が可能です!

バルカン・ポッドを装着可能

シールド装着

シールドの裏には、3連装のミサイルランチャーとEパックを装着可能です!

シールドにも武装!

他機体との比較
ガンダムMk-IIとの比較
ほぼ違いは色のみですが、黒と白というだけでかなり印象が異なりますね。

GALLERY
最後にレビューの締めくくりとして、ギャラリーにてRG ガンダムMk-IIの戦闘イメージをポージングで再現していきます。
※右下にある拡大ボタンで全画面表示されます。(画像をドラッグして好きな位置に持ってくることもできます。)
※マウスのスクロールでさらに画像の拡大・縮小ができますので、存分に味わっていただけますw
※ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、スワイプで画像送りができます。
以上、RG ガンダムMk-IIのレビューでした。
RG Ζガンダムのように変形せず、RG GP01 ガンダム試作1号機のように分離機構もないシンプルな構造の為、可動させてポージングする際にポロポロとパーツが外れたりバラけてしまったりする事がなかったのは良い点でしたね。
複雑な構造にもかかわらず、可動範囲がかなり広めなのもプラスでした!
デザインに関してもディテールや関節のアレンジは施しても、TVアニメ登場当初のデザインを踏襲してくれているのはZが好きなUME-Boostとしては嬉しい限りでした!!