ROBOT魂 機動戦士ガンダム (MSV) <SIDE MS> MS-06D ザク・デザートタイプ ver. A.N.I.M.E.

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ ブースタージャンプ

今回は少しマニアックなMSであるROBOT魂 ザク・デザートタイプ ver. A.N.I.M.E.の紹介をしたいと思います。

Sponsored Link

ザク・デザートタイプについて

機体スペック

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-spec
型式番号 MS-06D
所属 ジオン公国
建造 ジオニック社
生産形態 量産機
頭頂高 18,2m
本体重量 61,3t
全備重量 79,4t
装甲材質 超硬スチール合金
出力 976kW
パイロット ロイ・グリンウッド カーミック・ロム

ザク・デザートタイプとは

このザク・デザートタイプは、一年戦争時において局地戦用に改修された陸戦型ザクを、アフリカ戦線の熱帯砂漠気候に対応させるために改修した機体です。
もともと開発されたザクIIはC型からF型へと移行していき、F型に関しては無改修で地上戦に対応できると開発者は考えていたようです。
しかし、実際にはそこまでザクII F型の地上環境適応能力は高いとは言えませんでした。
そこで、最低限の改修で地上戦に対応させた陸戦型のザクII J型が生産されます。
その陸戦に特化させたザクII J型を、更に熱帯の砂漠地帯などの砂塵の多い過酷な環境に特化させ開発されたものが、本機のザク・デザートタイプです。
このザク・デザートタイプは、サバンナなどの広大な土地での移動能力を、向上させるために補助推進装置を脚部や腰部に取り付け、また、環境適応能力を上げるために冷却装置の大型化を図っています。
更に防塵処理を関節各部に行う事で、砂漠での活動に支障が無いようにしています。

頭部にはアンテナが三角錐状のシングルタイプのものと、長短に別れたダブルロッドアンテナタイプが存在しています。
ダブルロッドタイプがロイ・グリンウッド少佐が隊長を務めるカラカル隊や、別の部隊であるスカラベ隊によって運用され、シングルタイプはサハラ砂漠などで活躍していたピンクパンサー隊に配備されました。
一年戦争が終了した後も様々な組織によって運用され、開発から16年経過した宇宙世紀96年(機動戦士ガンダムUC - Ep4に登場しています。)においても運用されていました。
今回は、そんな息の長いMSであるROBOT魂 ザク・デザートタイプ ver. A.N.I.M.E.の紹介をしたいと思います。

全身フォルム

本商品のROBOT魂はTVアニメ(ファーストガンダム) ザクIIのデザインを基本としているため、形状は初期のMSV (モビルスーツバリエーション)の設定画に近いと思います。
それでは全身から見ていきましょう。

フロント・リア

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-全身 フロントサイド ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-全身 リアサイド

サイド

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-全身 レフトサイド ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-全身 ライトサイド

腰部にはヒートホークやザクマシンガンのマガジンを取り付ける部分があります。
他にもサイドアーマーにクラッカーやラッツリバー式 P-3 2連ミサイルポッドの取り付け部分もあります。
シールド部分には被弾エフェクトの取り付け部分がついています。ただ本商品にエフェクトは付いていないので、別売りのROBOT魂 ザクII ver. A.N.I.M.E.から持ってくる必要があります。

可動範囲 (アクション)

トップパーツ (肩、肘、腰)

肩アーマーのデザインの形状から、あまり腕は上がりません。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-肩の限界可動域

腕はver. A.N.I.M.E.の商品らしく自然に前へせり出せるようになっています。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-肩関節の可動域

ヒジを可動させてみました。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-肘の限界可動域

肘の関節は関節部分の真ん中に回転軸が設けられているので、肘の方向を変化させてポーズをつけることができます。
また、格闘用アーマーやその上にラッツリバー式3連ミサイルポッドを取り付ける事もできます。
意外にザク・デザートタイプは重装備ですねw

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-左肘の関節 回転軸

腰の動きです。あまり左右には動きません。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-腰の可動域

前後には自然に傾けることができます。
そのおかげでロボットですが、より人間に近い動きがとれるようになりましたw

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-腰の反らし具合 ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-腰を前へ

ボトムパーツ (股関節、膝)

股関節は大きく開脚できます。 また、股関節の内部にはスライド機構が設けられているため、脚部を前にせり出させることができます。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-股関節構造

股関節のスライド機構のおかげで、正座も片膝立ちも余裕を持ってできます。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-投降 膝をつくROBOT魂-ザク・デザートタイプ

各部ギミック

モノアイは頭部の装甲を外すことで可動させることができます。

左側を見るROBOT魂 ザク・デザートタイプ
左側を見るROBOT魂 ザク・デザートタイプ (頭部剥き出し)

腰部の後部ハッチは開いて武器を取り付ける事が可能です。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-武器装着用ハッチオープン

付属パーツ

パーツ一覧

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ 梱包された状態
武器パーツ
・M-120ASマシンガン
・SA-712クラッカーポッド×2
・ラッツリバー式 P-3 2連ミサイルポッド×2
・格闘用アーマー×2
・ラッツリバー式 3連ミサイルポッド×2
手首パーツ
・マシンガン用手首×2
・ミサイルポッド用手首×2
・平手 各2種×2
交換用ヘッドパーツ
・ダブルロッドアンテナ頭部
・ダブルロッドアンテナ予備 各1種
・手首格納デッキ

武器などの付属パーツがかなり豊富です。
頭部はダブルロッドアンテナタイプに交換可能です。アンテナは予備もありますが折れやすいので注意です。

武器携帯

マシンガンは予備グリップ部が可動。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-ザクマシンガン携帯

ラッツリバー式 P-3 2連ミサイルポッドは取り付け軸が回転し、グリップ部を展開して持つことが可能です。
なので、腰に取り付けたまま設定通りに構える事が可能となっています!

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ 2連装ミサイルポッド

ラッツリバー式 3連ミサイルポッドの装着です。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ 3連装ミサイルポッド装着

クラッカーはケースから出して持たせる事ができます。

ROBOT魂-ザク・デザートタイプ-グレネード弾投降

ギャラリー

レビューの最後にギャラリーにて色々なポーズのROBOT魂 ザク・デザートタイプ ver. A.N.I.M.E.を載せておきます。

※ 右下にある拡大ボタンで全画面表示されます。(画像をドラッグして好きな位置に持ってくることもできます。)
※ マウスのスクロールでさらに画像の拡大・縮小ができますので、存分に味わっていただけますw

※ ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、スワイプで画像送りができます。

以上、ROBOT魂 ザク・デザートタイプ ver. A.N.I.M.E.でした。
以前発売されたZEONOGRAPHYのザクII F2型では、デザートカラーのザクII F2型を組み替える事で、ザク・デザートタイプを再現する事ができました。しかし、アクションポーズをとることが出来ずほぼ置物のような状態であったのを覚えていますw
こんな風に可動の自由度が高いザク・デザートタイプが商品化されたのは初めてでしたので、大変満足しています。
この調子でガンキャノン重装型などのマニアックなMSを発売してほしいところです!!

Sponsored Link