ROBOT魂 Z-MSV ガンキャノン・ディテクター <SIDE MS>

今回紹介するのは、ROBOT魂 ガンキャノン・ディテクターです。
物凄くマイナーなモビルスーツでしたが、機動戦士ガンダムUCに登場して以降、少し知名度を上げたモビルスーツです。
ただ、ガンキャノンと名付けられていますが、実はメタスの後継機だったりします。
顔や胴体の形を見てもらうと面影見てとれるかも!
このようなマイナーモビルスーツが発売してくれるのはガンオタからは本当に嬉しい事です。
まずは、本商品レビューの前に、簡単にガンキャノン・ディテクターの紹介からしていきたいと思います。
フィギュアのレビューだけを見たいという方は、下記の目次等から見たい箇所へ進んで見ていってもらえたらと思います。
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目次
ガンキャノン・ディテクターについて
スペック

型式番号 | MSA-005K |
---|---|
所属 | 地球連邦軍 |
生産形態 | 試作機 |
頭頂高 | 18.5m |
本体重量 | 34.5t |
全備重量 | 54.5t |
装甲材質 | ガンダリウムγ |
出力 | 1,780kW |
ガンキャノン・ディテクターとは
まず、ガンキャノン・ディテクターを知らない人の為に簡単にですが説明していきます。
ガンキャノン・ディテクターとは、機動戦士ZガンダムのMSV(モビルスーツバリエーション)に登場する砲撃専用のモビルスーツです。
メタスのムーバブルフレームを利用して開発されたメタスの砲撃戦仕様とも言える機体です。
完成した機体はカラバに送られ、2機の内1機は投下に失敗して全壊し、残りの1機は損傷が少なかったため、カラバによって運用されました。
その際に機体の形状と特色から、ハヤト・コバヤシによってガンキャノンの名称を与えられ、赤い機体色で塗装されました。
それでは、そろそろガンキャノン・ディテクターのレビューを始めていきます。
全身フォルム
まず最初に、ガンキャノン・ディテクターの全身フォルムからみていきましょう。
フロント・リア


サイド


メタスと共通のパーツ構成にプラスして量産型ガンキャノンの要素が見て取れます。
特徴的な融合的フォルムを上手に再現していますね。
ヘッドパーツ
カメラアイはメタリック塗装で再現。
中央にスリットが入った珍しい形をしています。



可動範囲 (アクション)
次に、可動範囲について見ていきましょう。
トップパーツ (肩、ヒジ、腰 etc...)
肩関節は引出して可動範囲を拡張する事が出来ます。

ヒジは引き出して曲げる構造になっています。 引き出すことで90度以上の可動が可能。


腰は90度近くヒネる事が出来ます。

胸部のコックピット下に関節が施されていて、上体を大きく反らす事が可能です。

首は可動範囲が広く、左右に180度以上動きます。

左右の可動範囲に対して、上下にはほぼ可動しません。

ボトムパーツ (股関節、ヒザ、足首)
股関節は90度も開きませんね。
最近のROBOT魂にしては、珍しいくらい開脚出来ません。

ヒザ関節はヒザカバー自体が独立して可動し、スライドする事で折りたたむ事が可能です。

足首は中央に関節があります。

各部ギミック
キャノン部分はスムーズに回転します。
ヘタる事もなく、あまり干渉するパーツも無いので動かしやすいです!


股間のアーマーは変形して支えになり、機動戦士ガンダムUCでも印象的だった体育座りができます!


右肩に付いているビームガンは上下に可動!
細かい部分に拘りを感じますね。

付属パーツ
パーツ一覧

- 【武器パーツ】
- ・ビームライフル
- 【手首パーツ】
- ・ビームライフル用手首×2
- ・平手×2
- 【交換用パーツ】
- ・スタンド補助パーツ
武器携帯
ビームライフル携帯

キャノン発射!

GALLERY
最後にレビューの締めくくりとして、ギャラリーにてROBOT魂 ガンキャノン・ディテクターのポージングをしていきます。
※右下にある拡大ボタンで全画面表示されます。(画像をドラッグして好きな位置に持ってくることもできます。)
※マウスのスクロールでさらに画像の拡大・縮小ができますので、存分に味わっていただけますw
※ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、スワイプで画像送りができます。
以上、ガンキャノン・ディテクターのレビューでした。

体育座り状への変形機構を備え、各部のデザイン状からくる可動の問題も引き出し式の関節機構で克服しており、非常に完成度の高い商品でした。
ビームガンの可動や股間の変形機構などの拘りも強く、手抜きを感じられないのが良かったですね。
ちょっと可動範囲の狭さがネックですが、もともとあまり可動する印象の無い機体ですし劇中でももっぱらキャノンで砲撃しているイメージしか無かったので、あまり問題は感じませんでした。
この機体まで出したのですから、次はネモIIIを是非出して欲しいですね。