HGUC 1/144 RGM-89S プロト・スタークジェガン (機動戦士ガンダムUC)

初めまして。ガンプラプラスの箱です。
HGUC 1/144 RGM-89S プロト・スタークジェガンのレビューをします。
今回が初めてのレビューなのでよろしくお願いします。
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目次
プロト・スタークジェガンについて
機体スペック

型式番号 | RGM-89S |
---|---|
所属 | 地球連邦軍 |
生産形態 | 量産機 |
頭頂高 | 19,2m |
本体重量 | 29,1t |
全備重量 | 69,8t |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 (ガンダリウム合金使用) |
出力 | 1,870kW |
パイロット | アルバ・メルクルディ メルツ・マーレス ドリット・ドライ |
プロト・スタークジェガンとは
このプロト・スタークジェガンという機体は、ジェガンの戦術ミサイル搭載機として開発されました。
対艦攻撃を主軸とする目的で開発された機体であり、核ミサイルの使用すら可能な恐るべき機体です。
コックピットは複座式となっており、左側は操縦用、右側が火器管制の操作をするための席となっています。
機動戦士ガンダムUCにおいてはパラオ攻略戦で活躍しました。
デザイン変更の経緯
元々スタークジェガンという機体は、明貴 美加氏によって機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (モビルスーツバリエーション)、通称CCA-MSVのためにデザインされた機体です。
それを機動戦士ガンダムUCに登場させる際にカトキハジメ氏がリファインしてデザインし直したのが、今回紹介するプロト・スタークジェガンになります。
しかし、かつてCCA-MSV版としてリリースされたスタークジェガンは機動戦士ガンダムUCの小説版において、カトキハジメ氏の手によってデザインし直されたスタークジェガンに近いデザインのプラモデルであり、本来のCCA-MSV版のデザインとはかけ離れたデザインでした。
機動戦士ガンダムUC・Ep3に登場したプロト・スタークジェガンこそが本来のCCA-MSV版のスタークジェガンに近いデザインだったのです。
今回はある意味、真のスタークジェガンとも言えるHGUC 1/144 RGM-89S プロト・スタークジェガンのレビューをしたいと思います。
全身フォルム
フロント・リア


サイド


プラモデルの出来自体に関してはデザインとは裏腹に、手放しに褒められるものではない気がします。
フェイスガード部とコックピット部はシールによる色分けです。手抜き感は否めませんね。
そして、これはUCシリーズとしてリリースされたジェガン全てに当てはまる事ですが、逆シャア版ジェガンを再現したHGUC 1/144 RGM-89 ジェガンのキットを元にしている為、UC版として見ると、かなり違和感を感じるところがある点です。
せめて一般販売ではないジェガンに関しては新規パーツを使用して少しでもカトキ氏の設定画に近づけて欲しっかったですね。
ヘッドパーツ
赤い部分はシールによる色分けで再現されています。
ここは別パーツにして欲しかったです。

各部モールド
肩は大型対艦ミサイルを取り付けるためにスリットが空いています。
ここは、HGUC 1/144 RGM-89S スタークジェガンと共通のパーツになっています。

腕部にシールドを取り付けることは出来ません。

可動範囲 (アクション)
トップパーツ (肩、ヒジ、腰)
両腕は真横に水平に上がります。
この点は現在発売されているほぼ全てのHGシリーズと共通の可動範囲ですね。

肩は胴体内部の関節を引き出すことで、前へせり出す事が可能なっています。

ヒジも90度以上に折り曲げる事が可能です。

腰は左右に回転可能です。
ブライトさんっぽいポーズも出来ますw

ボトムパーツ (股関節、ヒザ、足首)
下半身に関してはあまり動きません。
股関節も90度も開きません。

股関節は付け根が動く仕様となっています。

脚部のヒザ下の形状から、ヒザはあまり曲がりませんね。

ただ、片ヒザ立ちはギリギリできます。

足首はボールジョイントで可動。
狭くもなく広くもない可動範囲です。

バックパックスラスターの可動範囲
左右のスラスター軸に回転軸が付いていて角度を付ける事が可能です。
スタビライザーも動かせます。

付属パーツ
パーツ一覧
武器パーツ
・ハイパーバズーカ
・シールド
・ビームライフル 各2種×1
・ビームサーベル 各2種×1
・ビームサーベル柄×1
・大型対艦ミサイル×2
・3連装ミサイルポッド×2
・ハンドグレネード×3
手首パーツ
・ライフル用手首×1
・サーベル用手首×2

シールドは付いていますが、腕にシールド取り付け用の穴が開いていないため取り付けることは出来ません。
3連装ミサイルポッドは取り付ける事が可能です。
3連装ミサイルポッドの形式はCCA-MSV版とは少し違うのですが似ているので、なんちゃってCCA-MSV版にすることも可能ですw
武器携帯
それでは、武器を携帯させてみましょう。
バズーカは少し構えにくいですね。
どうしてもバズーカの後部が上腕に干渉してしまいます。

ビームライフルも付属しています。
持たせやすいですが、似合いませんねw

腰のサイドアーマーにはグレネードとビームサーベルを取り付けることが可能です。

こっちがビームサーベルです。

そして、この商品のメインとも言える大型対艦ミサイルの装着!
かなり迫力があります。

他機体との比較
HGUC RGM-89S スタークジェガン (CCA-MSV VER.)との比較
スタークジェガン (CCA-MSV VER.)との比較をしてみました。
最大の違いは頭部と胸部ですね。胸部はプロト・スタークジェガンは複座式であることを意識して、かなり大型化されています。

Gallery
では、最後にギャラリーでHGUC 1/144 RGM-89S プロト・スタークジェガンのポージングをしていきます。
※右下にある拡大ボタンで全画面表示されます。(画像をドラッグして好きな位置に持ってくることもできます。)
※マウスのスクロールでさらに画像の拡大・縮小ができますので、存分に味わっていただけますw
※ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、スワイプで画像送りができます。
以上で、HGUC 1/144 RGM-89S プロト・スタークジェガンのレビューを終わります。
CCA-MSVのMSの中では好きな機体でしたので、出てくれたことは嬉しいのですが、色分けなどの点で手抜き感が出ていたのが残念です。
限定品ほど手を込んで作って貰いたいものですね!
今回のレビューはここまでです。
次回は少し番外編で、商品レビューではなく、シン・ゴジラの映画のレビュー・感想を予定しています!
それでは、次回もお楽しみに!