HGUC 1/144 PMX-000 メッサーラ (機動戦士Zガンダム)

HGUC-メッサーラ-フェイスアップ

今回は、HGUC 1/144 メッサーラのレビューをしたいと思います。

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メッサーラについて

機体スペック

HGUC-メッサーラ-メガ粒子砲(台付き)
型式番号 PMX-000
所属 ティターンズ
建造 ジュピトリス
生産形態 試作機
頭頂高 30,3m
本体重量 37,3t
全備重量 89,1t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 4,900kW
パイロット パプテマス・シロッコ レコア・ロンド

メッサーラとは

メッサーラとは、パプテマス・シロッコによって開発・建造された4機のMS、メッサーラ、ボリノーク・サマーン、パラス・アテネ、ジ・Oのうち、劇中で初めて登場したMSであり、初の可変MSでもあります。
第10話で登場し、初めてガンダム世界の中で変形を披露した上に、その圧倒的な性能でカミーユのガンダムMk-IIとクワトロ・バジーナの百式を翻弄しました。
パプテマス・シロッコが、これからの強敵として出現する事を強く印象づける登場でした。
機体には木製圏の高重力での運用を前提とした、独特のビームキャノンを搭載した大型スラスターパックがついてあり、かなりの大出力を誇ったと言われています。
カタログスペック的には、推力 96,000kgとあまり高くないですが、実際の推力値は196,000kg以上だったようです。
肩部分にはミサイルが搭載され、近接戦闘に対応するためのビームサーベルも搭載し、距離を問わずに戦えました。
そして、実態弾、ビームを使い分けながら、大出力スラスターによる一撃離脱の戦法に、当時対応できる機体はほぼ皆無だったのではないかと思います。

ブライト・ノアの乗るテンプテーションの襲撃の際に初めて登場し、大気圏突入作戦の際にはジムIIやネモなどの量産機をものともせず、更にエマ・シーンのリックディアスを損傷させ大気圏への突入を断念させました。
恐らく、当時最強のMSだったのではないでしょうか。
そして、当時のMSの1世代先をいった機体であり、その後のMSの恐竜的進化を予見させるMSでした。
今回はそんなHGUC 1/144 メッサーラを紹介したいと思います。

全身フォルム

まずは、全身像から見ていきます。

フロント・リア

HGUC-メッサーラ-全身フロントアングル HGUC-メッサーラ-全身リアアングル

サイド

HGUC-メッサーラ-全身レフトサイド HGUC-メッサーラ-全身ライトサイド

背部バーニア部分

HGUC-メッサーラ-背面スラスター-リアアングル

かなり巨大です。そして、かなり特異なデザインと言えると思います。
頭と胴体は一体化しており、首はありません。胴体から直接足が生えているようなデザインは、バーザムに似たデザインです。
バックパックが重いため一応自立はできますが、すぐに倒れそうになります。
ちなみに、バックパックのバーニアの裏は塗装しています。本来は単色形成のパーツで再現されているので、色分けされていない状態です。

可動範囲 (アクション)

トップパーツ (肩、肘)

両腕を水平に上げてみました。
もっと上がらないものと思っていましたが、胴体部分にボールジョイントが仕込まれており、更に肩にはポリキャップが仕込まれているため、思った以上に腕の可動範囲は広いです。

HGUC-メッサーラ-両腕水平
HGUC-メッサーラ-両肩アップ

肘の可動範囲は普通ですね。
後、取り付け部分の保持が弱く、外れやすいです。

HGUC-メッサーラ-肘折り曲げ

ボトムパーツ (股関節、膝、足首)

股関節はほとんど開きません。
ただ、片膝立ちは難しいですが、フロントアーマーが干渉しないので足は前後には動かしやすいです。
そこまでアクションをする機体では無いですし、劇中のイメージを再現する動きは可能ですので、個人的には可動に不満はなかったです。

HGUC-メッサーラ-正座 HGUC-メッサーラ-片膝立ち

足のクローは可動可能です。
自立させる場合はここを開くと安定して立たせる事ができます。

HGUC-メッサーラ-右足首アップ

各部ギミック

脚部ブースターのカバーは開閉可能です。

HGUC-メッサーラ-右ふくらはぎアップ

腕部クローは差し替えで展開可能。
内部にはグレネードランチャーのディテールもあります。
クローパーツに肉抜き穴が存在していますので、気になる方は穴埋め加工が必要です。

HGUC-メッサーラ-右手-グレネードランチャー

肩のカバーは開閉可能で、ミサイルの発射状態を再現可能。
ミサイル部分は別パーツで色の違いを再現しています。

HGUC-メッサーラ-両肩ミサイルポッド

付属パーツ

パーツ一覧

武器パーツ
・ビームサーベル & 柄×2
手首パーツ
・サーベル用手首×2
・平手×2

交換パーツ
・グレネードランチャー展開用クローパーツ×2
・変形用パーツ×1

HGUC-メッサーラ-台座トップアングル HGUC-メッサーラ-台座アンダーアングル

サーベルエフェクトや、交換用パーツは台座に取り付ける事ができます。
なので、台座ごと飾っている場合には変形をさせる際に、差し替えパーツを取り出す手間を省く事ができるようになっています。

パーツ装着

二刀流のメッサーラ。

HGUC-メッサーラ-二刀流で構え

1部差し替えでMA形態の再現が可能です。
胴体と腕を繋ぐ関節を交換するだけで再現できます。
足と腕部分を繋げる取り付け箇所があり、そこに取り付ける事でMA形態を安定させることができます。
1部差し替えを採用することで、MS形態のデザインを損なわずに劇中のMA形態のデザインを再現しているのがポイント高いところですね。

HGUC-メッサーラ-飛行形態(台付き)

ギャラリー

※ 右下にある拡大ボタンで全画面表示されます。(画像をドラッグして好きな位置に持ってくることもできます。)
※ マウスのスクロールでさらに画像の拡大・縮小ができますので、存分に味わっていただけますw

※ ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、スワイプで画像送りができます。

以上、HGUC 1/144 メッサーラのレビューでした。
大型サイズのMSですので、今まで1/220でしかキット化されていませんでしたが、今回始めて1/144サイズでのキット化がされました。
やっと、標準サイズで他のキットと並べられるメッサーラが出た事に喜んだのを覚えています。
また、大きめのキットですので同サイズ機体と並べると迫力があります。
可動範囲はあまり広くはありませんが、このサイズで変形可能なメッサーラを出してくれただけでも満足のいく出来です!!

それでは、今回はここまでです。
次回をお楽しみに!

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