ZEONOGRAPHY #3015 ジオング

今回はZEONOGRAPHY #3015 ジオングをレビューしたいと思います。
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目次
ジオングについて
機体スペック

型式番号 | MSN-02 |
---|---|
所属 | ジオン |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 17,3m |
本体重量 | 151,2t |
全備重量 | 231,9t |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
出力 | 9,400kw |
パイロット | シャア・アズナブル |
ジオングとは
まず、ジオングとはファーストガンダムにおいて最後にシャアが乗り込んだ機体であり、ファーストガンダムにおける最後の敵と言える機体であります。
エルメスやブラウ・ブロという大型のニュータイプ用マシンのデータを元に小型化してニュータイプ専用機として開発されたのが当機ですが、開発案は2種類ありました。1つは脚部を排した宇宙空間戦闘に特化したタイプ。そしてもう1つが、脚部を付けたタイプ。
今回のZEONOGRAPHY ジオングは組み替えで、その両方を再現できる商品です。そして、パーフェクト・ジオング形態は非常に大きく迫力があります。
ちなみに、パーフェクト・ジオングという機体の初出はコミックボンボンで連載されていたプラモ狂四郎という漫画からであり、その時は1/144の旧ジオングのプラモデルに1/100のドムの足をつけた状態をパーフェクト・ジオングと呼んでいました。
それが公式設定に認められ、新たにジオングの完成系として設定し直されたのがパーフェクト・ジオングです。
今回は両方に組み換え可能なZEONOGRAPHY #3015 ジオングのレビューをします。
ジオングの全身フォルム
まずは、ジオング形態の全身からみていきます。
フロント・リア


サイド


スカート裏

アニメ設定には無いランディングギアパーツが付いており、それを取り付けることで降着状態を再現できます。
飛行形態の再現は台座が動かないので難しいです。
パーフェクト・ジオングの全身フォルム
フロント・リア


サイド


各部モールド
脚部を取り付ける時はジオング状態を再現するバーニアを差し込む股間の穴に、パーフェクト・ジオングを再現する脚部の股間の取り付け部分を差し込みます。
そのまま股関節部分をジオングの後ろ側へスライドさせ、ダボ部分を引っ掛ける形になる為、上半身だけ持ち上げても脚部は落ちにくい造りになっています。

足裏にもバーニアモールドが施されており、手抜き感を感じさせないクオリティーです。

腹部メガ粒子砲も再現されています。

可動範囲 (アクション)
トップパーツ (肩、肘、腰 etc...)
肩はほとんど動きません。


腕は下図写真の程度しか曲がりません。
現在においては、このGFF(GUNDAM FIX FIGURATION)の系譜から続くシリーズはROBOT魂やKa signature、METAL BUILDなどに受け継がれ、これらのシリーズはデザインの精巧さのみならず、広範な可動範囲も実現しているのが特徴です。
しかし、その基礎となったGFFは当初はデザインのクオリティーのみを目指し、可動は疎かにされていたことが多かったのですが、このZEONOGRAPHY パーフェクト・ジオングは、可動に関してはこれでも幾分かマシになった方でした。

頭部モノアイは、僅かながら動きます。
モノアイは頭部の装甲を外すことによって、動かすことが可能です。

ボトムパーツ (股関節、膝、足首)
脚はフロントアーマーに開閉機構が備わっているので、前へ出しやすくなっています。

前述の通り、フロントアーマーの開閉機構で脚を前に出しやすくはなっていますが、それでも足はあまり前へ動かすことができず、股関節も開かないので片膝立ちどころか両膝で立たせることも厳しいです。

足首も僅かながら動くようになっています。


付属パーツ
パーツ一覧


台座はGFFの時から統一されているおなじみの専用台座が付いています。
武器使用
腰部にプラモ狂四郎で使用していた大型のソードを取り付ける事が可能です。
GFFのパーフェクトガンダムと並べる事で、プラモ狂四郎の一場面を再現する事も可能です。
ただ、今回はパーフェクトガンダムが見つからずツーショットの再現ができませんでした...orz
いつか探し出して、再現させておきますので、今回はご容赦を。


腕部射出状態です。
リード線が1つしかなく、両腕発射ができないのが難点です。

頭部は劇中同様に着脱可能です。
頭部側面のバーニアは角度をつけて動かせることができます。

他機体との比較
G-3 ガンダム ver. A.N.I.M.E.との比較
大きさ比較の為に、隣にG-3 ガンダム ver. A.N.I.M.E.を置いてみました。 大きさ的にはG-3 ガンダム ver. A.N.I.M.E.は1/144サイズのガンダムより少し小さめですが、そこまで大きさは変わりません。なので、実際のガンダムとパーフェクト・ジオングとのサイズ差はこれくらいだと思います。かなり大きさが違いますね。

METAL COMPOSITE サイコガンダムとの比較
さすがにサイコガンダムの方が大きいですね。同じくらいの大きさだと思っていたのですが、サイコガンダムの大きさをみくびっていましたw

Gallery
では、いつものようにギャラリーにてジオングのカッコよさを伝えることができれば!
※右下にある拡大ボタンで全画面表示されます。(画像をドラッグして好きな位置に持ってくることもできます。)
※マウスのスクロールでさらに画像の拡大・縮小ができますので、存分に味わっていただけますw
※ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、スワイプで画像送りができます。
以上、ZEONOGRAPHY #3015 ジオングでした。
やはり、古い商品なので可動に関してはイマイチな感はありますが、塗装やデザインの出来に関しては今の商品にも見劣りしないものを感じます。
ただ、古い商品であるためアマゾンなどでは定価以上の価格で売られていたり、一般の市場では出回っていない事もあって手に入りにくいのがネックですね。
サイコガンダムクラスのサイズがあり、艶消しの質感がある塗装とマーキングによって、迫力と精密さのあるジオングの今現在の完成系とも言えるアイテムといえるでしょう。
安く売っているのを見つけたら、それは買いですよw
それでは、次回をお楽しみに!