ROBOT魂 重戦機エルガイム <SIDE HM> ヌーベル・ディザード

今回紹介するのは、ROBOT魂 ヌーベル・ディザードです。
ヌーベル・ディザードと名前は付いていますが、ディザード(エルガイムに登場する反乱軍所有のB級ヘビーメタル)とは何の関係もありません。
かなり昔にプラモデルで発売しましたが、現在の技術でROBOT魂シリーズで蘇ったヌーベル・ディザードは比べ物にならないくらいカッコよくなっていました。
バインダーやランドブースターも大きくて迫力があり、良い出来です!
また、今回を商品で説明書に記載はありませんが、永野 護氏が設定した変形機構が備わっています。
まずは、本商品レビューの前に、簡単にヌーベル・ディザードの紹介からしていきたいと思います。
フィギュアのレビューだけを見たいという方は、下記の目次等から見たい箇所へ進んで見ていってもらえたらと思います。
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目次
ヌーベル・ディザードについて
スペック

クラス | A級ヘビーメタル |
---|---|
所属 | 反乱軍 |
フレーム | ムーバルフレーム:Mサイズ |
動力 | 電力+ソーラーパワー |
頭頂高 | 19.8mm |
重量 | 24.9t |
装甲材質 | ジーンプラ (FRPに似たもの) |
パイロット | ガウ・ハ・レッシー |
ヌーベル・ディザードとは
まず、ヌーベル・ディザードを知らない人の為に簡単にですが説明していきます。
ヌーベル・ディザードとは、重戦機エルガイム(TVアニメ)に登場する反乱軍所有のA級ヘビーメタルです。
元ポセイダル13人衆のガウ・ハ・レッシィが搭乗します。
ディザードの名前を関していますが、実は開発系統としては関係がなくエルガイムMk-II(重戦機エルガイムの後期主役機)の原型と言った方が正しいです。
エルガイムMk-IIの改良前の姿であるアモンデュール・スタックの試作機として開発され、反乱軍のガウ・ハ・レッシィに譲渡されてからは、反乱軍のフラグシップの1機として活躍しました。
最後はガストガルの防衛レーザーに撃たれ撃墜され、機体はレッシィによって捨てられる事になります。
それでは、そろそろROBOT魂 ヌーベル・ディザードのレビューを始めていきます。
全身フォルム
まず最初に、ROBOT魂 ヌーベル・ディザードの全身フォルムからみていきましょう。
フロント・リア


サイド

全身の色はピンク一色ですが、面構成が複雑なのでそこまで間延びした印象は受けませんでした。
ただ、ほぼ成型色なので少し安っぽい印象はありますね。
ヘッドパーツ
フェイス部は非常に小顔で精巧に出来ておりカッコイイのですが、頭部ヘルメット部分の合せ目に関してかなり目立つのが気になりました。
中央にハッキリと合わせ目が見えます。



可動範囲 (アクション)
次に、可動範囲について見ていきましょう。
トップパーツ (肩、ヒジ、腰 etc...)
肩アーマーを上部へ上げる事が出来るため、腕部を水平に大きく可動させる事が可能です。

ヒジはデザイン性と可動範囲を両立!

胸部下と腰の関節によって、より人間らしく腰をヒネる事ができます。

二箇所の関節で上体を大きく反らす事が可能です。

ヘルメット部分の形状から、左右に大きく曲げると頭部が傾いてしまいます。

首は、ある程度上に向ける事が可能です。

ボトムパーツ (股関節、ヒザ、足首)
股関節の可動範囲です。
あまり開脚範囲は広くありません。

股関節は引出式になっています。

ヒザは三重関節で90度以上曲げる事が可能です!

足首は固めに調整されており、転倒防止に役立っています!

各部ギミック
ランドブースターはサイドがボールジョイントで接続されており、柔軟に可動。

隠しギミックとして変形可能!

変形状態の裏側です。

腰のカバーを取外してバスターランチャーを取り付ける事ができます。

この突起部分を本体に取り付けます。

付属パーツ
パーツ一覧

- 【武器パーツ】
- ・パワーランチャー (両肩バインダー)
- ・バスターランチャー
- ・セイバー & 柄×2
- 【手首パーツ】
- ・セイバー用手首×2
- ・バスターランチャー用手首×1
- ・バスターランチャー保持用手首×1
- ・平手×2
- 【オプションパーツ】
- ・バスターランチャー用コード
バインダーに付いてあるパワーランチャーだけでなく、バスターランチャーまで付属します!
さらに、劇中をイメージした背景紙が付属。


武器携帯
背景紙を使う事で、こんなイメージシーンを再現可能!

肩部バインダーが可動して、パワーランチャーの方向を自在に変える事ができます。

セイバーは前腕部から取出し可能!

セイバーで格闘戦ポーズ

バスターランチャーは専用の手首で立てて保持する事が可能です。

バスターランチャーを装備して両手で構える事も可能!

持ち手はスライドします。

GALLERY
最後にレビューの締めくくりとして、ギャラリーにてROBOT魂 ヌーベル・ディザードの戦闘シーンをイメージしてポージングしていきます。
※右下にある拡大ボタンで全画面表示されます。(画像をドラッグして好きな位置に持ってくることもできます。)
※マウスのスクロールでさらに画像の拡大・縮小ができますので、存分に味わっていただけますw
※ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、スワイプで画像送りができます。
以上、ROBOT魂 ヌーベル・ディザードのレビューでした。

成型色丸出しの色合いは少し残念な気もしましたが、スタイルは良くバインダーもフレキシブルに動き、可動範囲とデザイン性を両立した良い商品でした!
さらに、アニメにも登場せずデザイナーである永野 護氏の設定だけが存在していた変形機構を、隠しギミックとして採用したのが良かった点ですね。
ここまで良い出来のヘビーメタルを発売したのなら、そろそろオージもこのレベルでROBOT魂シリーズとして発売してほしいです!